花嫁行列
神前式、仏前式、教会式、人前式、
日本の結婚式は、大きくはこの4種類と言われていますが、 宗教に縛られることなく行いたい方式で選択できる、とても自由度高く、和やかな風土だなと思います。
写真は、数年前に偶然鎌倉で見かけた花嫁行列です。 花嫁の白無垢に目を奪われました。 厳かで、華やかで、日本文化を感じる素敵な光景でした。 人生で最良の瞬間、お祝いの気持ちで通りかがりの人達も祝福していました。
自身の記憶に残る結婚式は、、、
学生時代、虎ノ門いある結婚式場でのアルバイト。
初勤務の時の結婚式、配膳の係なのに、花束贈呈の花嫁さんの手紙が感動的で 涙した記憶があります。 (その後、しっかり先輩スタッフに怒られました)
100人規模の結婚式でしたが、新郎新婦の招待客皆さんから祝福のムードが最初からあり、
「結婚式(披露宴)ってこんなに素敵なんだ」と印象深い、温かく、家族愛を感じる素敵な 挙式だったのを覚えています。
番外編として、姉の結婚式。 四国での結婚式に親族として、学生生活を東京でおくる私にもお呼びがかかり、 美味しい料理をいただくことメインで出席しました。
姉の花嫁姿に感慨があった記憶は、、、ないです。
いつも、磊落な姉のおしとやかな姿に面食らった記憶が残っています。
印象的なことは、結婚式からしばらくして、その時の巫女さんから ラブレター(当時は手紙ですね)が届いたことです。
新郎新婦の住所を入手して、そこから転送依頼をしての熱のこもった手紙でした。
姉から、冷やかしの連絡もありましたが、私の想いは、「巫女さんなのに・・・、 それって不純じゃないの?」でした。
(今にして思えば、同年代、東京シティボーイ?にトキメキを持たれた。20歳前後は 若さ前回で、男女ともに今で言うほとんどイケメン・イケ女なのだと思います)
最も、印象的なのは、自身の結婚式ですが、 ここで学んだのは、主役は花嫁(当たり前なのですが)。 披露宴の新郎新婦入場で扉が開いた瞬間の招待客の注目と歓声、一瞬、自分に向けられたのかと 勘違いしましたが、「キレイ!!!」「美しい!!!」の歓声と共に、そりゃそうだ、と 自覚したことが印象に残っています。
その後、たくさんの結婚式に出席しましたが、自身の結婚式に限らず、花嫁さんは美しく、 幸せのおすそ分けをいただく神々しさを感じます。
メオトになるという行事は、奈良時代から、もっと遡れば、人類誕生から始まっている 儀式で、その時、両人は幸せの絶頂であり、最高に輝く時なのだろうと思います。
その場面の姿、表情の輝きに、周りの人たちは幸せや輝きを感じ、喜びと祝福の気持ちで一杯にさせてもらっていると思います。
幸せは幸運を招き、周囲の人たちへも波及すると思います。
素敵な、瞬間、想いがもっと拡がり、幸福な未来へとつながっていくことをしみじみ願う、そんな花嫁行列の体験でした。
全国仲人連合会
結婚相談所 ナイスアップライフ
白木 香生
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